大きなバスケット作りが始まりました。
そう、ゆりかご。

ゆりかご作りは初めてです。
念入りな準備から始めたけれど
なかなかのツワモノ。

だからこそ、なんと楽しいステーブ作り。
なんと楽しいステーブ差し。

没頭してしまって時間を忘れます。
楽しい。楽しい！

ストレスや、煩悩が「スー」っと音を立てて消えていきます。

コーナーのステーブ、かなり深くまでテーパーしてくださいね。
綺麗に並びます。

お正月のお片づけです。
名前の書いたお箸入れに入っているお箸は洗って、
お料理用に使います。
一年、保つんです。あまり料理を作らないからかしら。
毎年頂いていた盃は１２個となり、一巡りしました。
毎年この盃を、お正月のしつらえをする度にその人との縁を思います。

大徳寺の和尚様からは毎年、色紙をいただきます。
その色紙も今年で４枚に。

大雪です。
でもやっぱりこの雪が好きです。
ボストンも温暖化が進んでいるのか、雪が
遅くなっています。ようやくの大雪に
私はほっとしています。

やっぱり冬は雪がなくては寂しい雪国っこ。
たとえ雪かきがあろうと、雪景色が大好きです。

朝目がさめると、シーンという音が聞こえてきそうな
雪の朝。

お正月も七草で一段落。
次は新年会のシーズンです。
今日は日本人会の新年会に御招待頂き、
折角だからと着物で。
でも昨夜からの大雪で家から出るのも大変だったので
この出で立ちにブーツ。
バスケットには、暖かい色のブローチを付けて。

着物、着るまでは面倒なのですが
着てしまうと楽で脱ぎたくなくなります。

今日は義母から譲り受けて’ざんざおり’の帯を初めて締めてみました。
大雪なので紬で。

着物っていいですね。日本人であることに誇りを感じます。

あけましておめでとうございます。
２０１７年の幕開けとなりました。

昨年はナンタケット島での催事が山盛りでした。
そして三越、岩田屋さんでの催事。
楽しい日々を皆さんと過ごせ、実り多い２０１６年でした。

今年はパーティの年、２０１７年です。
早速１月に大阪でのパーティが企画されています。
また皆さんにお会いできるのが楽しみです。

これからきっと山も谷も波もあると思います。
それでも後悔せぬよう、一つ一つに真心を込めて
これ以上ないように考えて対応していきたい。
２０１７年を皆さんと共に歩いていきたいと思っています。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

元旦、
八代江津子

少し振り返ります。
７月の終わりに訪れたナンタケット。
美術館のファンドレイズパーティに。
お誘いしたボストンの総領事ご夫妻も
今回は一緒に島に向かいました。
総領事ご夫妻にとっては初めてのナンタケット。
もちろん、ファンドレイズパーティなので
バスケット美術館はお休みです。
総領事夫妻に見せたいと、
館長のメリーが特別に開けてくれることに。

そしてこうやって出迎えてくれました。
その一瞬の写真です。

２０年の時を経て
こんな瞬間に出会えることを
想像できませんでした。

長男からのクリスマスのプレゼントは
アンティークの本でした。
長い時間を通りぬけてきた
空気が漂う、とても綺麗な挿絵が描かれた
この本は　オズの魔法使い。
小さな頃読んで、ずっと触れていなかった物語なので
今日は紐解いてみることに。

読むの？？
いえ、英語で読むのってとってもコミットメントが必要なので
今日は映画から。
昔の映画はノスタルジックで興味深い。
それにしてもオズの魔法使い。
面白いです。

アランからはホリデープレゼントの写真が届きました。
グレイミストではあまり売れないのですが
このキッチンタオル（台拭き）とシンクの中にマグネットでつける
キッチンタオルハンガー。
なぜ売れないのか全くわからないーーので
アランに他のプレゼントと共に送ったのですが
さすが師匠、ちゃんと使い方を解ってくれていました。
私もこれなしでは生きられないくらい気に入っている商品です。
本当になぜ売れないのか、、わからない。

そして今朝、足らないものを買わなくちゃと、
コンコードの街のスーパーへ。
ふらふら歩いていたら、
「Etsuko~!!!!」　ん？？？
一瞬、私がどこにいるのかわからなくなった。
バスケット美術館の館長のMaryが！

そういえば、彼女の実家がConcordだった。
本当に狭いよね〜世の中。って
「Happy Holiday!」とハグして,

”A Happy New Year!”

こんな素敵なお花が日本から届きました。
ホリデーの贈り物。
GrayMistがとても華やいだ雰囲気に包まれました。
百合の香り、春の香りに満たされています。
お花のある空間って癒されますね。

そして本も優しく私の元に。
読みたい病です。
宇宙物理学者になるのが小学生だった
私の夢。空を見上げてはサイエンスフィクションの
本に埋まり日本のSFは全て読みつくし海外の本に
手を出して英語訳がつまらなくなって玉砕。
東大にいかれるはずもない学力で、
現実を突きつけられた
高校時代。そんな時代を思い出させてくれる
宇宙本です。

クリスマスは暖かい！

朝ゆったりと起きるクリスマスの朝。
町中が止まったように静まり、
はやる気持ち、、というものが存在できない
ユーッタリとした空間。

ツリーの下にある贈り物を一つ一つ開いて、
コーヒーを飲み、笑って、気持ちを受け取って。

クリスマス。
静かに更けていきます。

家族にありがとう。
皆にありがとう。

１２月はパートナーの誕生日。
行事続きです。
パートナーの誕生日は
ジャズコンサート＠我が家
今年もKana Deharaを迎えての
ジャズ。

自宅でプロのジャズを聴くことができるなんて
幸せだな〜〜。

Happy Birthday My Sweet Heart!

イブです。
日本ではケンタッキーフライドチキンと、
不二家のショートケーキ。
これが私が小さい頃のクリスマスイブ。
そして少し大人になってくるとクリスマスは
恋人のもので、都内の素敵なホテルはいっぱいで取れない、
なんていう話を聞きました。私は残念ながらそんなに
素敵な青春時代は経験しなかったけれど。
私は何をしてたんでしょう、、、。思いだせない。
多分、母に言いつけられてケンタッキーに走っていたのでしょうね。

ここ、ボストンではイブは家族でしっとり過ごします。
夜中にやってくるサンタさんにクッキーとミルクを用意して
暖炉の前に置いて。
クリスマスツリーの灯りが夜に映えます。

皆さんはどんなイブを過ごされますか？

今年のスタッフへの
ホリデーギフトは
これ！
しばらく作っていなかったけれど
今年は燃えました。ようやく
今日完成です。
どうも可愛くないネズミちゃんばかり
作っていたけれど
努力の甲斐あり、とうとう私の”技”完成。
でも、、、
完成する前にスタッフにあげてしまった、、
のはちょっと可愛くない。
来年はグレードアップするので楽しみにね！

Happy Holidays!

残念ながら全員は揃わなかったけれど、
GrayMist Staffです。
どうぞ来る２０１７年もよろしくお願いいたします。

総領事の公邸でのホリデーパーティ。
私が会長を務める会で行われました。
GrayMist のHoliday Partyもこちらで
一緒に！
総領事ご夫妻にも参加して頂き、
和やかな豪華な雰囲気で。
ぜひ来年はこの会目指して
皆さんもボストンを訪れてくださいね。
ご一緒しましょう！！

六回目を迎えるボストンフィルムフェスティバル。
２０１１年に始まったこの映画祭は、グレイミストがスタートしました。
今では、ボストンの日本コミュニティ、JREX,
MIT JAPAN PROGRAM, NEW YORK CINEMA FESTIVAL、
TEWASSAなどが賛同し共催しています。
今年は、戦争花嫁を題材にした「七転び八起き」
と沖縄の問題を提起した「カクテルパーティ」を
中心に４つの映画を上映しました。
お客様は、３００人のシアターが空き席を見つけるのに苦労するくらい。
二つの映画の監督も及びし、　Q&Aとディスカッションを少し。
とてもいい映画祭ができたと自画自賛です。

一枚一枚、名前を見ながら切手を貼りました。
こんなに多くの方がバスケットに触れてくださってるのだなと
感慨深く、できることなら一枚一枚、コメントを加えてたかったのですが
ごめんなさい、やっぱり２０００枚は無理でした。
気持ちだけ受け取ってくださいね。
ホリデーカード、もうそろそろ着く頃です。
楽しみにしていてくださいね。

今年はニュースレターを新しい形で送らせていただきました。
もう届いている方もいらっしゃると思います。
一年を通じて、皆さんに楽しんでいただけるようにと
作ってみました。カラー写真ふんだんです。
是非リビングのコーヒーテーブルの上に
いつでも眺められるように置いてくださいね。

クリスマスがやってきます。
Bostonのグレイミストは年の瀬の挨拶の懐かしい顔
の行き交いにほんわかしています。

感謝祭が終わるとクリスマスの準備です。
住処に帰る前の息子たちをつかまえて
２０年来買っているクリスマスツリーやさんに
赴き、いつものおじさん（というにはちょっとオシャレガイ）
と何気ない話をして。

いつもの感謝祭の休暇。

そして去年独自開発の自動水やり機を作って
私って天才、とつぶやきながら
クリスマスツリーのセッティングです。

ボストンを卒業した先生たちに課された、
小さいバスケットを作っておいていく！
のルールに沿って、、のバスケットを飾ってみました。
本当はお店に飾るのですが今日だけの
自宅飾り。

日本では柿がシーズンの秋、冬。
ボストンでも見られるものの、、、
やっぱりちょっと違います。
今年こそは干し柿に挑戦したいけれど
さて、渋柿を探さなくちゃ。

トランプが大統領選を勝ち抜いてからは
どうもテレビのスイッチをオンにする気持ちになれず。
この国に住んでいることさえ恥ずかしい日々。

来年のバスケットに向けてとにかく仕事を楽しむぞ、と
自分にパワーを送る日々。
そのためにも、干し柿、頑張るぞ。

一年に一度、親しい人に会えるParty
領事館主催の天皇のお誕生日の祝賀会。
総領事を始め、ボストンの住人が集まります。
なのに、今日は１時間も遅れての参加。
（車の大渋滞に巻き込まれ）
タイガー大越氏のトランペット演奏「君が代」も
総領事の挨拶も聞きそびれてしまいました。

２時間半のパーティ、飲み、食べ、話すを楽しみにしていたのに
たったの１時間そこそこの参加。
短すぎて食べられず、ビールの駆けつけ一杯のみ。

それにしても、一度に多くの親しい人に会える
このパーティがとっても楽しい。
これも天皇ご一家のおかげです。ふふ。

今日は、両手にちょっと枯れかけた花を抱えて。
（Sorry Reggie and Ron! ともに映画監督)

パイプクリーナーで作ったバスケットの登場です。
可愛いバスケットに感動。
グレイミストで販売予定です。

ちゃんとバスケットを細かく見て作ってくださってます。
子供のお小遣いで買える料金設定です。

お楽しみに！！

家族が集まり
お盆のように過ごす感謝祭です。
ターキー、
クランベリーソース、
ピーカンパイ、
スタッフィングにジュエルポテトのマシュマロ焼き。
ストリングビーンズにマッシュポテト。
ゆっくりと尽きぬ話に
夜が更けていきます。

感謝祭の準備が始まりました。
日本でいうと、お盆とお正月が一緒にやってきた感じです。
感謝祭は家族が集まり、収穫を祝うお祭りで収穫祭とも言われています。

我が家では夫の両親と、夫の姉、
そして子供達が集まります。
そして今年のゲストは、ハーバードで教鞭をとるカップルです。

メニューは
ターキー、ターキー用のクランベリーソース、
温野菜に、ジュエルポテトのマシュマロキャセロール。
スタッフィングにマッシュポテトと
グレイビーソース。
デザートはピーカンパイにアイスクリームぞえ、
そしてフラン（プリン）です。
これがお決まりの感謝祭メニュー。

今日はクランベリーキャンディーを作ってグラスバスケットに
入れました。これも我が家の定番です。

作り方は簡単。
１、メープルシロップ１/2 Cupを温めて
２、クランベリー一袋を入れてさっと１０秒くらい煮る
３、天板に満遍なく振っておいたグラニュー等の上に水分を少し切った
クランベリーを散らして、鉄板を振って満遍なくクランベリーに絡ませる
４、重ならないように置いて、１５ふんほど乾かす。

そして、是非グラスバスケットに入れて見てくださいね。
とっても綺麗ですよ！！

成田まで今回はバスで。
ちょっと早めに着いたので、出国審査が簡単に済ませられるという
システムの申し込みをしてみました。
書類に住所、名前を書き込み、指紋を登録して終了。
五分とかからない手続きに、これは便利！
これでスムーズに並ばずに出国審査を通り抜けられる予定！
で、有効期限は？　と聞いたら、
パスポートの有効期限と一緒という返答。
やってしまった、、。使えるのは今回のみではないですか。
受付の方、「でも今回はスーッと通れるので安心してください」
あー、一回だけのために五分費やしてしまった。
だったら並んでも一緒じゃない？

いえいえ、出国審査、どこのブースも２０人くらい並んでました。
一回限りでも手続きしてよかった。
皆さんも是非！　人差し指の指紋だけなので簡単出国です。
入国も簡単スースーです。

ゲートを通り、時間があるので新聞を読んでいたら、
あらあら、モタニくんの新しい本の広告が。（写真）

新しい本が出るといつも連絡してくれる彼なのに
今回はなかった気がする。
買ってきたかったのに。

さてまずは、シカゴへ出発です。

心を掴んで離さないのは、立ち雛。
広告代理店で仕事をし始めた頃、
私の担当は食器。
いろいろな食器を研究し、どうプレゼンするかで
頭を悩ませていた頃、デパートの片隅にポツンと
佇んでいたのが一刀彫りの立ち雛でした。
その凛とした美しさに見とれて立ちすくみ
値段を見てまた立ちすくむと言う
バスケットのような存在。

東田さんに一つ、小さい立ち雛、
私のために作ってもらう約束をしました。
来年の春が楽しみです。

久しぶりに訪れた大徳寺で
しばらく　ぼうっと　お庭で。

ご住職と久しぶりのお話。
奥様が大切にしてくださったバスケットのお話に
目頭が熱くなり、その思いを大切にしたいと改めて。

バスケットが繋げてくれた縁の大切さを
改めて。

憧れの一刀彫り
ずっと憧れだった一刀彫り
縁あって、作家の東田さんにお会いしました。
若手作家の彼は３代目。

伝統を守り、伝え続けていくのは
バスケットと同じ。

同じ苦悩をお持ちなんだと傷口を舐めあい（？）
ながらの３時間のお話。

伝統と新しい風。　

’新しくなければ老舗じゃない’　by　千疋屋のスローガンは
心にしみたのです。　

尋ねるところがある京都、
それもバスケットが繋いでくれた縁。
そこここに歴史がちりばめられていて
一生のうちに一度は住んでみたいと思う土地。
半年でいいから住んでみたい。
引退後の楽しみかしら。

ナンタケットバスケット美術館から
バスケットが戻ってきました。

この箱の中にはいろいろな思いが詰まっています。
日本で作られてナンタケットバスケット
それがナンタケットで認められるまでの
長い長い葛藤。
地元の人との確執。
耐えた日々。
考えた日々。
師匠とのバトルと愛情。

思いを馳せるだけで大海に出ていくようです。

京都
大徳寺さんでお茶をいただいて、
のんびりと散歩をしてみようと
訪れた面の展覧会。
現代の面の作品もいいですね。

表情豊かな面の表情に元禄の時代に
思いを馳せての１時間。
とてもいい時間を過ごしました。
１３日、明日までの開催だそうです。

織物の博物館ということで織りの工程も
見せていただけました。
細かい作業におねだんも納得。
バスケットと一緒ですね。

こういう時間が嬉しくあっという間に時は過ぎます。
この展覧会ではまたお茶とお菓子もいただきました。
京都の人の温かさです。

バスケットをバッグに下げていたら館長さんから
のお声がけ。
私の名前をご存知だったようで、
やはりフレンドシップバスケット。

持っているといいことあります。
楽しいことが待っています。

ナンタケットからのお客様と
京都。

宴席です。
前にお世話になった芸妓さんにも
久しぶりに。
まだまだ素人な私は、後ろ盾さんに
連れられて作法を習いながらの宴席です。
まだまだ解らないこと、知らぬ事が多いものです。
でも習える事が嬉しいですね。

京都の紅葉はまだ少し早かったけれど
大徳寺のご住職にもお会いしてきました。
大住職、若住職もお元気でした。
ほっとしたお茶をいただきました。

入り口では、バスケットを見た途端に、
ああ、八代さん！　ってすぐわかってくださり
バスケット威力。

こうやって訪れる先で
会える人がいるということ、待ってくれている
人がいるということ。

嬉しいですね。

もうそんな季節になりました
クランベリーです。
ナンタケット島の中心部には湿地帯が広まっています。
それの目をつけたのか、その辺りをクランベリー畑に。

私は食べるのも見るのも大好きなクランベリーファン。
クランベリーと一緒に食べるのは何と言っても
あのターキー様。これがたまらない。

そしてうちのスタッフから教えてもらった
クランベリーフロスト。これはいくらでも食べられるので
危険すぎる食べ物です。

作り方は簡単。
メープルシロップを一度沸騰寸前まで熱し、クランベリーを
ざっと入れてすこーし熱を加えて、グラニュー糖の上に寝かせて
ゴロゴロすれば出来上がり。

これは我が家の定番です。

本当に美味しいので是非作ってみてください
見た目もとても素敵で、
グラスバスケットに入れれば、
ナンタケットスタイルの出来上がりです。

ナンタケット美術館の
ファンドレイズパーティで
日本行きのチケットにドネーションして下さった
イセラらが日本に到着です。

楽しいアテンドのスタートです。
まずお夕飯から。
最初からかなりのインパクトですが、
「未来食堂」で。
当初４人だけだったのが、ボストン関連の人が
集まることになり、貸切です。
この食堂は世界さん（本名）という友人が
始めた食堂です。
賄いとして５０分働くとそれが食事のチケットになり、
条件を書いて誰かに送ることができるという
とても効率てきなシステムを作っている世界さん、このところ
有名になりすぎて忙しいそうです。
本も出版したとかで、食堂で購入。サインを書きなれないのよね〜と
ちょっと照れ気味。

そして
この写真もボストンの友人が働き、誰かに差し上げたい、という
チケットです。

イセラたち、「これからが思いやられる」、なんて思ってないといいけれど。
私たちは思い切り楽しませてもらってます。

今日は鎌倉です。
英語を話せる人力車夫を探し、
その人に１日を託しました。

ナンタケットを代表する二人には
日本を知り、満喫して欲しいと思っています。

そして夕飯はミシュランの星をオープンとほぼ同時に
取った、鎌倉の「一平」です。

ここは私のヨットの先輩の息子、一平が営む店。
京都の老舗で１８年修行し、花板さんだった彼、
本当に丁寧に料理をする姿に
いつも反省させられます。食べ物をとても大切に
大切に扱う彼の姿に。

小学生に上がる前から知っている彼のこと、
花板さんになった時には泣けました。

私はここの料理が大好きです。
塩加減といい、味の強弱といい、姿も美しく、
丁寧な仕事。そしてお店のセンスが抜群です。
ということで
鎌倉の夜は　一平でのお食事です。
二人からは　”アメージング〜”　の連呼。

皆さんも是非、訪れてみてください。

世界1周、無寄港、単独レースがスタートしました。
これから約８０日で世界を1周します。
それに白石コージロー氏が参戦します。

１５年前は世界1周単独レースにニューポートから出発しました
今回はその過酷さに、もう一つ「無寄港」が加わり
フランスから出発です。

コージローくんの出発に、フランスに行こうと一時は計画したものの
イベントで行かれず、ならばゴールにフランスに、と計画したら
今度はクルーズに。

なかなか世の中うまくいかないものです。
今夜ニュースを見ていたらコージローくんの娘さんがちらりと
登場。私の初めての展示会、代々木能舞台での展示会の時は
まだ１歳くらいだった彼女。コージローくんの腕に抱かれて
きてくれました。

思い切り楽しんできてほしいと思ってます。
そして安全に帰ってきてほしいと。
でも彼は大丈夫。

ボストンから日本に着き、
翌日は従姉妹たちと叔父の病室を見舞いました。
そしてその夜、危篤となり逝去。

私の家族はちょっとイレギュラーな家族でした。
母は１５で母親を亡くし、その後小さな兄妹の母親代わり。

私の小さな頃は叔母と一緒に暮らし、叔父は毎週末
一緒の生活。私には二人の母と二人の父。

そしてその叔母を１昨年亡くし、叔父を亡くしました。
仕事で忙殺が私への癒しでした。
でも頭の中などうも嵐が吹き荒れていたようで
どうしても
うまくここに書くことができずにいました。
そして昨日は親類三昧。
お昼から親類や、昔お世話になった人に会い、
従姉妹のバスケット展示会に乱入し、
夜は叔父を偲ぶ会で親類の間で笑って泣いて。

遠くの地に住む私に取り、そんな中に身を置くことは
どんなに癒されることであるか、、を知りました。
そして
こうして書くことができました。

飯野ママのご紹介で
多くの方にお会いすることが出来ました。

飯野ママパワーです。
強くしなやかに生きる女性、
子育ても仕事も。

福岡に飛んできてくださった飯野ママに
ご紹介いただいた方々に助けられています。

いろいろな方に助けられ、この会は
成り立っているのだと
しみじみ感じた福岡です。

福岡ってなんて素敵な所でしょう。
土地柄でしょうか、
とても温かい人の中での催事は
とてもスムーズです。

福岡、癖になりそうです。

だって、人の温かさに加えて
食事はおいしいし、
友人は訪ねてくれるし、ご馳走してくれるし（？）
そして
飯野ままのご紹介で沢山の方にお会いし、
ますます素敵な友人が増え
楽しくてたまらない街になってしまいました。

そんな中、岩田屋さんのスタッフの温かいサポートの中で
第１日目がスタートしました。

ギャラリースペースに場所を取っていただき、
多くの方に来ていただきました。
朝から夜まで多くの方にバスケットを見ていただき
楽しんでいただいたようです。
第一目、なんとも大成功です！

福岡の皆さん、ありがとうございます！！！

福岡に到着し、すぐにご先祖様にご挨拶に。
するとこんな碑が。
今まで全く気がつかなかった。
どうりで私が ”ういろう” 好き。
名古屋で培われたとばかり思い込んでいた
ういろう、中国から亡命した陳宗敬の子、宗奇が
足利義満の招請で上洛して外郎薬を献上した際に
口直しに添えた菓子に由来するという説があり、
その宗敬が、福岡、明楽寺に滞在したことから
外郎の碑が明楽寺に。　（Wiki Pedia 抜粋）
ということらしいのです。
ご先祖様、私、外郎好きです。

明日は福岡に。
岩田屋さんでの催事の準備に入ります。
初めての地方都市でのイベントに
スタッフも力が入ります。

とても素敵なストアだと聞く岩田屋
初めて訪れること、興奮気味です。
どんな催事に成るでしょうか。
不安気味でも。

福岡にはお墓もあり、墓参できる事も嬉しい福岡です。

博多帯も欲しいしなあ。
明太子も、五山焼きもで美味しい福岡。

いいこと三昧の福岡。

＊写真は今回初めて日本、福岡催事にご紹介する商品です。

明日は日本、そんなお昼に
友人と過ごすボストンの１日は
紅葉の葉を眺めながらの
牡蠣づくし。

本当にたまに二人でなんでもない事で
笑うのは楽しいものです。
そして二人で褒め合って、エネルギーチャージ。

日本に向けて出発です。
美味しいものが沢山頂ける日本。
秋の日本。
アメリカの友人からは妬みの連絡。
いいでしょーー。

２６日からの福岡、岩田屋さんでの催事、
ぜひ皆さんもお運びくださいね。

長男が旅立って行きました。
高いお給料のオファーを断り、
何のコミットメントもない街に
引っ越して行きました。
本当に０からの出発。

自分を試してみるのだと。
仕事があるから引っ越すのではないということを
知ったのは、数日前。
（放任主義にもほどがある、、、）
「失敗したらどうするの？」
「戻ってきてあの高い、お給料のオファーを取ればいいよ、
後悔したくないから行くよ」
「あなたを待ってくれるとは思えない」
「そしたらまたオファーしてくれる状況を作るだけ」

強いなあ。
弱虫だと思っていたのに強い。
いい年だから旅立っていくのは当然かもしれないけれど、
自ら、厳しいところを選ん歩くのは、誰に似たのかな。
と今書いていて、あ、それ私かもね。
と気がついた。そうか。

空港で見送り、後は指をクロスする。
Good Luck.

Museumからの
贈り物。

　色も柄もとっても好み。

写真を３０枚くらいここに
アップしたいくらいに
秋が色づいてます。

家を一歩出ると、カナディアンメープルの
蛍光ペンのようなオレンジの葉が所狭しと
視界を覆います。
鮮やかな黄色い葉は何の木なのかしらー。
日本のもみじのような可憐な情緒には
少し欠けるけれど、
豪華、ゴージャスな花火大会真っ最中な感じの秋です。

あと何回見られるのかしら、つい
数えてしまう秋。

私の住む街、コンコードはアメリカの独立戦争が
始まった、小さな田舎町。なのに
若草物語の舞台に成ったり、「森の生活」の舞台だったり。
有名人も多く住む街です。そして
アメリカ文学史の有名作家の歴々が住んだ街。

街のメインストリートは２００年前とほとんど変わらない景色。
そんな街に紅葉が嘘みたいに似合います。

今日の森にはこんなきのこ。
ちょっと近づいた？

でも食べる勇気なし。

森はどんどん色づいていくのに
私は日本行きが近づいていきます。

美味しいものも近づいて。

うーん。

我が家は森の中。
森といえば、きのこ。

我が家の森には赤松もあり、
期待は大きく膨らむ秋。

でもこれ、違うよなあ。
毎年がっかりする秋だけど
森の中の景色は
もったいないくらいに
美しい。

ニューイングランドの秋。

お誕生日、自分のお誕生日でなくても
お誕生日は楽しいもの！

美味しい手作りケーキを頂きながら
たわいもない話と
ちょっと仕事の話。

真っ青に広がる空の下で
色づいた木々の下で。

毎月お誕生日会があればいいのに、、
じゃあ、少なくとも１２人のスタッフ必要ね。

ケーキ作りの天才、ライスさん忙しくなりそう。

このところ、レースをつけるのが
私の流行りです。
アンティークのレースは
手作りで幅もいろいろ、
なんとも言えない景色が見られる
たまらない素材です。

今度はもう少し大きいバスケット、１０インチくらいでしょうかーー
の、蓋つきにちょっと幅の広目なレースを
巻いてみたいな。

しばらく会っていなかった
友人が亡くなりました。

奥様から届いた訃報に
愕然と、今も信じられずに実感なく。

カービング作っていた彼は
正直で真っ直ぐで愛妻家。
何よりカービングのプロデュースを
楽しんでいました。
引退してからは、人生をエンジョイするのだと。
それが3年前でしょうか。
常に妻自慢の素敵な人でした。

心より御冥福を祈ります。
寂しいです。

偏頭痛持ち。

１、目のなかに見えないスポットが現れます。
２、見えないスポットが大きくなりオーロラのようなものが
　　視界の半分を占め、まるで北極圏１０分の旅。
３、旅が終わるとドンという音がするように頭痛が襲ってきます。
４、割れるような痛みと重みが続きます。
５、吐き気が訪れます。

対処法：ひたすら何かに集中する。運転は少々危険だけれど
効果的。バスケット作りは危険度が低くて効果的。

20年前までは、偏頭痛が起きると２日ほど寝込んでいたけれど、
この対処法を施行してからは、３−４時間でOK
誰か研究しないかしら。
集中力が偏頭痛を克服。

バスケット作りが偏頭痛の特効薬。

ナンタケットからメールが届きました。
館長から。

あと少しで、今年のバスケット美術館が閉まります。
感慨深い、２０１６年でしたーーーー

と、手紙は続きます。
私にとっても２０１６年は
特別な年となりました。

２０数年前に訪れ、バスケットへ
走り続けた今までの日々。

子供達を置き去りにして通い続けた冬のナンタケット
後ろ髪に泣きたくなる気持ちを抑え、走らせた
ハイアニスまでの道。

島での様々なこと。グラスシーリング、差別。

会を立ち上げる時の怖さと続ける気持ちの維持。

館長の言葉は感謝の言葉で締めくくられていました。
心からの感謝の言葉で。

今年の美術館の閉館には是非と思っていたけれど、
残念ながら、ケンブリッジ。

2016年、ありがとう。
みなさん、ありがとう。

トランプとヒラリーの戦いが
思いの外、激戦と成っています。

ここは私の気持ち。
平和が壊れそうです。

イギリスが、EUを抜ける方向で動いています。
民主主義のナセルワザで、国民投票での結果です。
結果が出た途端に国民は、「そんなはずじゃなかった」
「抜ける方向になるなんて、思わなかった」
これは、抜ける方向に投票した人の言葉です。
EUを抜ける方向に先導した指導者は「一抜け」で逃げました。
まずい、、と思ったのでしょう。
首相は呆れて、辞任です。
現実を目の当たりにした、国民は
「知らなかった」と。

隣国との小さないざこざが絶えないのは、どこも一緒。
それをEUという経済でまとめるだけとはいえ、一つにした功績は
平和を守る大きな一歩でした。

そして日本は右傾化。

フィリピンはドラッグ使用者を殺してもOK.

アフリカでは未だに子供兵士と女性レイプで勢力争い。

中東はご存知の通り、ISISの横暴。

そしてアメリカでは、嘘つきで好き放題を言い放つトランプが
「きっと何かを変えてくれそうだ、、という感じがする」という
あやふやな「感じ」だけで票を集めているという実態。
歴史を紐解くと、ヒットラーが選挙に勝った時と酷似しているとか。

今こうやって平和にバスケットを編み、子供を育て、
美味しいものを探し、ベッドでゆっくり休める日々。

それが世界の中でも特殊であることに
今更のように気が付いた、アメリカの選挙選です。

守りたいもの、「平和」

バスケットを作ったからといって
平和にはなりません。

でも、ちょっと平和を考える時間に
なって欲しいと思います。

平和って本当に壊れやすいものだったんです。
今ごろ
気がついています。

このところ、世界で嫌な風がそよいでいます。
平和を今改めて考えると
なんて尊いものなのだろうと。
そしてなんてフラジャイル（壊れやすい）ものなのかと
感じる、この頃。

１０周年を記念して　Peace Basketの始まりです。
一段めを編んでいます。
少しづついろいろな人に平和を願い、編んでもらいたい。
このバスケット、
世界をまわりたいと言っております。

NYは丁度
国連会議の真っ最中ということで
ホテルがどこも鰻のぼり。
いつもは２００ドル程度のホテルも
２倍、３倍の値段。

ということで今回は会員権利を
有効利用。

素晴らしい施設のコーネルクラブ。
お食事も気を使った美味しさ。

一度利用してしまうとこれからも、と
なってしまうことが怖くて今まで
利用しなかったのですが、怖い状況。

ナンタケット便りです。
ナンタケットではホタテ漁がオープンしました。
あの甘い、甘いホタテのシーズンがやってきました。
食べたい。師匠が作ってくれたホタテパスタが
忘れられない味です。
小さなホタテにみっしり詰まった
甘さ。

そういえば、ことしの甘エビは解禁されるのかしら、、。
ここの甘エビはとびきりの甘さです。
ここ３年、禁漁になっていますが今年は
大丈夫じゃないか、という噂。
でも噂のみ。

ナンタケットスキャロップ、
メインシュリンプ、

バスケットついでに
是非ボストングルメツアー、いらしてくださいね。

そう、ナンタケットバスケット美術館
今週で閉館となります。是非その前に。

ボストンからNYへは
いつもは車のハンドルを持ち４時間。
でもこのところ
古〜い車の調子も怪しく
バスでNYに向かうことが多くなってきました。

さて、バスも幾つか種類があります。
１、Peter Panバス。片道４５ドルほど。
季節により値段が変わります。
出発はSouth Station
２、ボルトバス。片道１５ドルから４０ドル。
季節により値段が変わります。
出発はAlewife Station
３、チャイナバス。往復１０ドルから３０ドル。
季節により値段が変わります。
出発はSouth Station
４、Limo Linerバス。片道６６ドルから１１０ドル。
季節により値段が変わります。
出発はSheraton Hotel BostonまたはFramingham.

その時々により選びますが、今回は４で。
ビジネスクラスの飛行機に乗るようなバスライド。
お食事も出て、飲み物サービスもあり。
映画の上映、今回は
「バッドマン VS スーパーマン」
まさにNYに向かうにはタイムリー。

さて着いてみると、まさにNYは
Gotham City。

最近は幸せな師匠、
グランピー度が低下して
まわりの幸せ度が向上。

お茶目なおじさん化してきています。
最近サスペンダーの便利さに気づき
サスペンダーなしでは生きられない動物と化した。
と、自嘲気味。

ますます、ゼペット爺さん化。（ピノキオ）
最近はケープの家にいることが多く、
ケンブリッジのパーティにも来てくれました。

本土の生活の楽さに気がついてしまった、、、師匠。
子供のように、目を輝かせて次の計画を
話してくれる師匠、
愛すべき師匠です。

Wall Streetで働く、
パートナーの学生時代からの友人から
ADELEのコンサートへのお誘い。

Adeleは７−８年前にまだ有名ではない頃に
近所の小さなシアターで２４ドルで見に行ってから
爆発的に有名に。
きっともう一生劇場で歌声を聴くことは無いだろうと
諦めて居た所に、まさかの
ご招待です。

VIPだから少しオシャレにね、という情報。
会場に着くと、ディナー席が用意され
ディナーが終わるとアメニティが配られ、
コンサート直前に会場に誘導、
席は、一番前　それも中央。

会場はマディソンスクエアーガーデン。
２万人席の中でのこの幸福。
何も遮るものの無い先に居るのは
あの　ADELE
手を伸ばせば届く距離。

嫌なことに惑わされながらも
必死でやってみると良いことが
こうやってやってくるんですね。

力強い声量に圧倒されながら
夜は更けていきました。

ボストンに新しい総領事が赴任されました。
今日はちょっとおしゃれをして、
赴任パーティに。

初めてこのような素敵なパーティに
招かれた頃は、総領事ははるか年上のおじさまがた。
近年は、「あれ？　追い越した？」と感じるわよね、、と
友人との会話。

重ねてしまった年齢を楽しまなくちゃね。と言いつつも
ちょっぴり寂しい気がします。

前任総領事はナンタケット美術館の
パーティにも出てくださったり、
バスケットを購入いただいたり、
島と日本の関係に感謝してくださっていました。

新しい総領事にも是非ナンタケットバスケットを
深く理解していただきたいと
バスケットを持ちパーティに。

ボストンの街や空港、海を見渡す会場からは
夕焼けに紛れ、ナンタケットへ向かう、
Cape Cod Airが飛び立つのが見えました。

New England Nantucket Basket Associationには
友の会という会があります。
インストラクターの先生方で作られた会です。

その友の会から
嬉しいお花が届きました。
日本からケンブリッジに。

ケンブリッジの１０周年のお祝いです。
「Hanaya」というお花屋さんを営むオーナーの
Hirokoさんが自ら届けてくれました。

手渡して下さる時、
「先生がたの江津子さんを想う気持ちが
沢山入った花なんですよ。」と。

嬉しいですね。本当に嬉しい言葉でした。
でも、なぜHirokoさん？
んんん？　
先生方、もしかして戦々恐々？
かなり気を使ってくれたのだろうなあ。
、、、申し訳ない。

でもね、とても嬉しかったです。
みなさんの愛情、しかと受け取りました。
お花って本当に嬉しいですね。
眺めまわしております。
本当にありがとう。
この場を借りて。

ちょっぴり自慢も含め。

Walden Pondという小さな湖が
Concordという、アメリカ中から集まる観光地、
アメリカ独立戦争が始まった町にあります。

Walden Pondはアメリカ文学史の祖と言われる
ヘンリーソローの著書、「森の生活」英語名「Walden」
の舞台となった湖です。
ソローは実際に２年の月日をこの湖のほとりで一人で暮らし、
その日々を綴っています。

この「森の生活」実は私が高校の頃読み、
「無人島に一冊持っていく本」に選んでいた本です。
今でも　どうにも行き詰まってしまう時、
この本を開きます。

そして今、私はそのWalden Pondのほとりに住んでいます。
私にとっては、考えられないような幸運。

２６年前、その頃はこの湖は企業が保有していました。
観光ブームに乗り再開発が噂され
それを懸念したDon Henry(Eagles) は、
Walden Woods Projectという
NPOを立ち上げ、歌手や俳優を集め、Walden Pondの保存に
力をかけていきます。そしてこの地域を国定公園にして今に至ります。
Don Henryは高校からソローの大フアン。
大学の卒論は、「ソロー」だったとか。
どうしても彼はこの湖を守りたかったのだそうです。
そのおかげで私は森の中に静かに住む幸運に恵まれました。

私たちもWalden Woods Projectに少ない金額ながらも寄付をし
森を守る活動をしています。

今日はそのWalden Pondの新しい観光センター
のオープニングセレモニー。
もちろん、Don Henryが州知事と一緒にテープを切ります。

私は高校の頃から実はとてもEaglesファン
挨拶しなくちゃ、と彼の元に。
でもずっとズーーーットおばちゃまと話こんでなかなかご挨拶できず、私は
ちょっとイライラ。待つ待つ、とっっても待つ。
待ち疲れて、派手なオレンジおばさまの顔も洋服もしっかり目に焼き付いてしまいました。
でも待った分、幸せが。
ドンヘンリー、とても長い間話をしてくださり、写真をとろうよ。と彼から。

夢ここちで帰宅。
FBにメリー（ナンタケットバスケット美術館）からのポスト。
オレンジおば様とドンヘンリーの写真が。
そういえば、メリーのご両親、コンコードに住んでいると言っていたわ、、。
ラストネームが一緒。

狭い。世の中本当に。

写真：Eaglesドンヘンリーと

様々な事が違う形や、新しい形で
始まりそうです。
なんだろう、この心の中でのせめぎ合い。
今まで土の中で育まれてきたものが
一気に地表に現れるような感覚。

人生って、とことん、面白いですね。

人生が面白いというと「ラッキーな人」と
時々、言われてしまうのですが、

面白がらないと、「やってられないわ」って事。
でもその方が幸せ

メリアン、ナンタケットバスケット美術館を
今年いっぱいで引退です

引き継ぎは、メリーに。
若いメリーにそのポジションを託します。

メリーはメリアンを長い間支えてきました。
とてもいいチームでした。

メリアンはこの日本とのコラボレーションを最後にしたいと、
話をしてくれました。
この催事は、ナンタケットの歴史をも変える大きな出来事だと、も。

新しい第一歩。カブトを被った、メリーとともに歩みます！

ーー１０周年イベントのスケジュールーー

金曜日と土曜日の昼間に行われるのは
午後１時からの風呂敷のワークショップ。
これはマネージャーのメリッサが
ナンタケット美術館で行ったワークショップと同じことを。
午後２時からは、お抹茶体験。
これはアケミさまがお抹茶をたて、一口だけ
本物のMACCHAを体験してもらいます。
アメリカでもこの所Macchaブーム。
午後４時からは折り紙のカブト作り体験。
こちらは私のパートナーが、嬉々と教えます。
彼はギークなので、MITの折り紙クラスを取るほどの
折り紙付き。嬉しそうに教えます。

そして１日中、ピースバスケットならぬ、
ワールドピースバスケット（仮の名前）
が皆の手で編まれていきます。

そして金曜日の夜は
親い方をお呼びしてのプライベートパーティ、
１０周年のお祝いです。

ナンタケットバスケット美術館の次期館長のメリー、
愛する師匠、アランリード、そしてジェーンも
ナンタケット、そしてケープコッドから来てくれました。

ウインドウディスプレイは、ケンブリッジクラスの
バスケット展示会。
３０人ほどの生徒さんがこの日めがけて頑張ってくれました。

ニューベリーストリートでレストランを営む友人、
そして、ボストン唯一の日本グローサリーのオーナーも
お寿司を握ってのスタッフに早変わり。
ボストン本鮪のお寿司食べ放題！　
美味しすぎて我を忘れそう。

日本からは、インストラクターの先生方からのとても素敵な
お花が届き、また日本ならではのお菓子も空を飛んできました。

Huron Villageの仲間も、ケンブリッジの生徒さんも。
そして
長年の友人たちからのお花の嵐。

本当に感謝です。

友の会から
シンプルで、高貴な雰囲気、
そしてカジュアルな
まるでナンタケットバスケットのような
お花をいただきました。

ありがとう。

10周年パーティ、そしてイベント、
無事に楽しく終了です。

１０年前のオープニングに来てくださった
お客様や、７年前の引越しオープニングに来てくださった
方の顔も久しぶりに。

何があっても続けていくこと。
だからこそ見えるものがありますね。

皆の笑顔、何より嬉しいです。

みなさん、本当にありがとう。

明日の準備たけなわの中、
Ig Nobel Ceremonyへ。
これは、毎年家族揃って行くと決めている行事。
お盆のようなもの。

それぞれの場所に住む家族が
入り口で待ち合わせ。
一人づつ集まってくる様子が私はちょっと好きなのです。
ハーイ、元気だった？とハグをして近況報告。
友達もチラホラ偶然。

このセレモニーは、いかに笑わせてくれる、ノンセンスな
研究をしたか、という人に賞が贈られるちょっと微妙に
受けて嬉しいのか否かが判断しずらい賞。

授賞式はかなり楽しく、見ている私たちはお腹抱えて笑いまくります。

本当のノーベル賞受賞者が、舞台上に４−５人並び、
そのうち、一人は必ず箒を持ってお掃除おじさんで舞台掃除。
哲学でノーベル賞をもらったおじさん（失礼ですがこの表現以外考えられず）
は、緑のへんてこ帽子で受賞者にプライズを渡す役。

ノーベル化学賞のおじさん（また失礼ですがこの表現以外考えられず）
のリードで毎年、化学のパフォーマンス
これまた抱腹絶倒。でも今年のパフォーマンスは
数式とパフォーマンスの関係性が私には理解できず、笑えず。
くう、、、笑うにも頭脳が必要だった。悔しい。

今年も、日本の受賞者あり。
ほぼ毎年、日本人の受賞者がいてとても嬉しいのです。
その研究、「またの下から見る景色は小さく見える」
天橋立ですね。　股下から景色を眺めるとその景色は１０％から１５％小さく
見えるのだそうです。
デモンストレーションではノーベル賞学者たちが舞台上で横一列に並び
股下から観客を眺めます。

大笑いの１時間半。
また来年家族で。

毎日が怒涛のように過ぎていく日々。
明日はグレイミストの１０周年のパーティです。
午後からはその準備でタイヘン、大変。なのはスタッフで、私は
のんびり準備。（ごめんなさい）

実は大きな声の内緒ですが、本当は１１周年、いやもしかしたら
１２周年、、、、

そもそも私、記念日オンチ。
結婚記念日も覚えてられないし、記念日という観念が全く備わってなくて
せいぜい誕生日。

もうそろそろお店が出来て１０年くらいかなあ。とスタッフに漏らしたら
じゃあ、１０周年のパーティをしなくちゃ、、と
スタッフは張り切って、早速　街をあげてのお祭りに発展。
で、「さて、いつショップができたんだっけ？」と話しが戻ってみると
２００５年。あれれ、、もうとっくに１０年過ぎてるじゃない？？

スタッフのメリッサ、
”もう皆に１０周年だからやろう〜！って声かけたのに〜！！
１１周年なんて、カッコ悪いから、１０周年にします！！”

小さい声で私、、”はい”

ということで明日は１０周年あたりの記念パーティです。てへ。

GrayMistでのんびりお客様と
お話していると、
ドアーが開いて、

「あ〜　会えた〜！　よかったです〜！」

目を真っ赤にして、インストラクターの先生が
立ちすくんでいました。

って、、ねえ、なんで連絡してこないのよ！！
私は嬉しいやら、怒っているやら。

殆どGrayMistに居ない私、もし会えなかったらとても
悔しかったから。

でもよかった、会えてよかった。

事情を聞くと、電話のトラブルやら、家族のトラブルで
アメリカにくることもギリギリまでわからなかったとのこと。
きっと誰よりもイライラしたのだと思う。

本当に会えてよかった。
何よりのプレゼントでした、顔を見れたこと。
夏の終わりのいい１日でした。

ヨット、行かなくてよかった。

捕鯨船の上で作られた、
クジラの骨、または歯製品たち。

どんな思いで船の上で過ごしたのかしら。
家族を思い、海の上。
その思いがパイカッターなどの形に。

でもお風呂なかったので、臭かったただろうなあ、、
と下世話にも。

ナンタケットへの行き方、
４つの方法をお知らせしました。
そこにおまけ編。

まず、ボストンからハイアニスまでのバスです。
このバスは、ボストンのサウスステーションから出発します。
ハイアニス迄、往復４０ドルほど。ほぼ２時間ごとに出発、
所要時間は１時間半。
忘れてならないのは、到着したハイアニスのバス停から
スチームボートの船着場までは5分ほどですが、ハイラインの乗り場までは
１５分ほどかかります。タクシーはあまりないので、Uberがおすすめ。
バスはピーターパンバスが便利です。当日、サウスステーション３階の
チケット売り場で購入できますが、予約しておくことをおすすめします。

ハイアニスからは、スチームボートという会社とハイラインという２つの会社が
ナンタケットまで運行しています。車を運べるのは、スチームボートの２時間かかる
スローボートのみ。夏の間は、車を運ぶのは往復で３００ドルから５００ドル。
結構なお値段ですが、
ナンタケットには信号が一つもないというのんびりさん。
冬は車を持っていくのも一案かもしれませんが、夏の時期は混雑がひどく、
車を運ぶのはおすすめできません。

タル、タル、樽。

バスケットの原型です。
ここからナンタケットバスケットが発想されて
作られてきました。

ひとつ欲しいなあ、、、と。狙ってます。

昨日のブリッジの写真はサガモアブリッジ。

この橋はケープコッドに渡る時に必ず通る橋です。
ケープは、本土とはケープキャナルで隔絶されている
島なのです。そこにかかる２つの橋のひとつが
サガモアブリッジ。

ケープコッドはボストンの避暑地。
夏の間はケープの家で過ごすのよ、という人の
多さは軽井沢どころではない数。

我が家の子供達もなぜうちだけはケープに家がないのか、と
何度聞いてきたことか、、、という場所に
たどり着くのに橋２つ。ということで、ハイ、すごい混雑です。
週末の混雑は想像を絶するそうです。
私は幸いにもナンタケットに向かうのはいつも季節ハズレの、冬。
なので今までこの混雑に遭遇したことなし。

この橋のかかるケープキャナル、川のような運河、この運河は
地図を見ていただくとよくわかるのですが、船に乗り、南に行く人にとっては
かなり重要な運河です。

大学時代アルバイトをしていた船会社のオーナー、多分、
当時からメインで作られた船を日本に運んでいた彼は
日本で一番この運河を通ったはず。
彼がボストンを訪ねた時にこの橋から眺める運河に涙していたのを思い出します。

私にはこの橋は、気持ちを切り替える大切なゲート。

島に渡る。

家に帰る。

ナンタケットに渡るには２つ、、イエ、４つの方法があります。
１つ目はボストン、ローガンエアポートから飛行機でひとっ飛び。
これは４５分で到着というとってもお手軽な方法、でも
お値段は季節によって変わるのでお手軽とも言えないかもしれません。
安い時は１００ドル程度、高い時は５００ドルという（片道）お値段。
ケープエアー、こちrは１０人のりで助手席にも乗車可能という楽しいライド。
季節によってはジェットブルー、アメリカンの大きめの機体が飛んでいます。

２つ目は、ニューヨークからの飛行機。こちらもアメリカン、ジェットブルーで
大きめの飛行機で１時間で気軽に飛んでナンタケットです。
お値段はボストンーナンタケットとほぼ同じくらい。

３つ目はハイアニスまで車またはバスで。バスはサウスステーションから２時間弱で
４０ドルほど。車ではボストンから３号線を南下し、ケープキャナルを超えてハイアニスに。
ハイアニスからフェリーで１時間。フェリーはカーフェリーは所要時間２時間、
車をナンタケットに乗り入れるには３００ドルから５００ドルという高値での取引。
ハイスピードフェリーは２つの会社、スチームボート、ハイライン、が運行しているのでほぼ１時間ごとに。
４つ目、ハイアニスから飛行機で２０分。こちらはバスのように３０分ごとにセスナが飛びます。

という４つの方法でナンタケットは私たちを受け入れてくれています。
そして私は、いつも車を運転し、ハイアニスに入り、いつもの駐車場に停めてハイラインで１時間。

さて、写真についてはまた明日！

１９世紀の初頭に作られた
New Hampshire Splint Basket
または、シェーカーバスケットの中には
木のベースで作られているものがあります。

このバスケットもとても素敵ですよね。
バスケットってなぜ心を鷲掴みするんでしょう。

ずっとずっと探していた、クジラのクレートが入荷です！
色々な人から譲ってほしいと
何度お願いされたことか。
それが漸く！

二つ見つけました。
スタッフのお手柄です！

こんな宝探しがとっても楽しい
ブリムフィールド骨董市です。

Barlowのバスケットをまたまた発見です。
一つ買ってみようかしら、、とちょっと
考えています。

ちゃんと皆さんに見ていただくのもいいかと。

年に３回のアメリカ最大の骨董市に行ってきました。
朝一番、雨がひどかったので少したかをくくって
１時間遅れの６時半出発。到着８時。
お目当てのお店にはいかにも業界人という風体の
オシャレなNewYorkerたちがペタペタと、
きっと私が買っていたであろう商品にステッカーを貼ってます。

ううう、、、雨と侮っていた。気持ちが一気に下降。

１０時にスタッフたちも到着。
今日はフィールドトリップ（遠足）も兼ねての骨董市です。

初めて参加のスタッフから夜にメール。
どのように気持ちを込めて商品を選んでいるのか
勉強になりました、、と。
ーーーはい。これも命がけです。真剣です。でも今日は侮っておりました。
やはりベストを尽くさないといけないのです。

夜は、女性のワークシーンを助ける、
Japanese Women’s Leadership Initiative
のパーティ。
高速道路のサービスエリアで、長靴をハイヒールに履き替え、
カッパをドレスに着替えて、バスケットを抱えて夜のボストンへ。

このところ体力が低下。
疲れやすくて、すぐに偏頭痛の発作。
本物を見るのを夢としているのに
（偏頭痛の発作の初期にはオーロラビジョンという
目の前にオーロラのようなものが見える症状が現れるのです）
偽物のオーロラばかりを見てるという日々。
なんとかエクササイズをしなければ、、と
ヨットに出かけてみました。
でも今日はお客様ありということで、
練習ではなくてクルージング。

ボストン湾の小さな島、ジョージズアイランドに上陸。
１８３３年にできたという砦。
石造りなので３００年近く経つということが信じられない。

まだまだ身近に知らないことが多い。
死ぬまでにどれだけボストンを探検できるかしら。

エクササイズにはまーったくならなかったけど
とても楽しいリラックスな１日。でももっとセーリングしたかったかな。
帰り、今日も偏頭痛。
吐き気に襲われながら帰宅。
このところ１日おきの発作、参るな。

写真ではよく解らないけれど、円形の虹です。
何かいいことあるかしら。

NYからの帰りみち、
留守をしたグレイミストがちょっと心配になり
寄ってみたら、
バスケットが綺麗に並んでました。

ほっとしました。

３０人以上のお客様で美術館は満杯。
今までにない人数にオタオタ。
さあたいへん。
それでも皆さんに
お干菓子を食べていただき、
ほぼ全ての方にお茶を飲んでいただきました。

歴史や作法の意味などを簡単にレクチャーし、
みなさん、文化の深さを知ったと喜んでいただきました。

前日、私は昔習っていた当時の記憶とグーグルさまに
頼って作ったスライド。
アケミさまはグーグルお茶事さまに
助けられてどうにか大成功！

私は宗徧流、アケミさまは裏、ということで当日は
ミックス流。

スタッフはアケミさまと新しいスタッフのKeiちゃん。
３人でもどうにかこなした感です。

少しでも日本の文化を知って頂き、日本を理解してもらい、
私たち日本人がバスケットを愛し作り続ける気持ちを
理解してもらえたらと思うのです。

来週はまたナンタケット。
師匠はケープの家で過ごす様子。
私は美術館でお茶を点てる予定です。
宗徧流を学びましたが、落ちこぼれ。
それでも手はちゃんと覚えていたりします。
不思議ですね。
クリアなお重箱は日本で買い求めたもの。
中のアンティークの翡翠のハスはナンタケットの友人からの
贈り物。

９月１日木曜日、
ナンタケットにお茶を飲みに来ませんか？
大徳寺のご住職の書でお出迎えします。

今年のNYは、友人がバイオリンを弾いている、
ミュージカルから。

Matilda
映画にもなったストーリーなので
知っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
本で読んだ方も多いのでは？
実はこの映画は私の大好きな映画の中の一つで
ミュージカルに行きたかったのですが、
今回、友人が演奏をするというので、
無理やり会場に駆け込みました。

９歳の女の子が主役を務めます。
どんなプレッシャーでしょう。
素晴らしい歌唱力と演技。
ライブの音楽。
ここにも毎日を必死に頑張る人々。

ステージドアーで友人が出てくるのを待ちます。
汗まみれで家路を急ぐ役者さんたち。
毎日、一期一会の演技をやり遂げていく。

考えることの多い夜でした。

朝９時から６時までお昼を食べる時間もないほど
働き、夜はミュージカル。

9月10日に終わってしまうというこのミュージカル、
評判を聞いてぜひ見たいと
ボロボロの体を引きずるように劇場に。

円形で客席が囲むような劇場、
繰り広げられるミュージカル。
目の前に、手が届く距離の役者の表情に
最後は涙が止まらず。

仕事も遊びも命がけ。
演じる役者さんも命がけなのだと
何事も死ぬ気でやらねばなりませんね。

誕生日を迎えました。

一年に一度しか連絡をくれない友人から
また、誕生日の朝一番にメールが入っていました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

八代　江津子　様

　もうすぐ、誕生日です。
　あなたがいくつか、もう定かでない。
　多分、うちの嫁と同じかな。
　とにかく、病気、怪我はしないこと。
　病気、怪我は貸し借りできないから、
　嫌いです。
　私たちは、元気で、仲良く暮らしています。
　娘が、来春、高校受験です。
　自分自身で切り開くように育てました。
　貴方のそれに倣って。
　大学進学希望があって、関西を望んでいます。
　さて、どのような人生を送るのでしょうか。
　高校受験が終われば、少しずつ、XXへ移住
　することを始めます。
　家長としての責もあるので、自分なりに。
　ではまた、元気で、おめでとう、江津子さん。
　　　　　　　　　　　　　XXXX

————————————–

そして、スタッフが祝ってくれました。
大好きな手作りのケーキや、お素麺を作って祝ってくれました。

暖かい誕生日に感謝です。

なんだか可愛らしくて思わず
買ってしまいそうになったバスケットです。
「これはどういうバスケットなの？」
と聞くと、骨董おじちゃま、
「これは有名なナンタケットバスケットですぞ」

ぐ、、っとこらえて、
「じゃあお高いでせう？」

骨董おじちゃま、
「安くしとくよ、８００ドルでどうだい？」

また、ぐっとこらえて、
「とっても可愛いけど、ちょっと無理だわ、残念」

とお店を離れました。

実は本当に欲しかったのですが、８００ドルはちょっとお財布には辛すぎます。

ということでナンタケットバスケットを装うやから—と言っても
本人は（バスケットは）そんなこと言ってないんですが、ちょっと存在します。

こちらの正体は私もわかりませんが、
クジラがのっている姿は、ナンタケットバスケット風ですが
ナンタケットバスケットではありません。

でも、でもとても可愛らしいバスケットです。

少しの間、島を離れます。
また再来週。

今日は、このバーロンバスケットについて
ご紹介してみようかと思います。

このバスケットはナンタケットのプロヂューサーにより
中国で作られ３０年ほど前にナンタケットバスケットと称し
販売された伝統のナンタケットバスケットとは
異なるものです。
このバスケットは日本でも販売されていたようです。
高島屋、ブルックスブラザーズ、デポー３９、等で
販売されていたという話を聞きます。

バーロンバスケットは、ナンタケットバスケットの成り立ちで作られて
いますが、トップの飾り、またはスクリムシャウはプラスチックが使われ、
ヒンジはケーンの巻かれていないレザーそのままが使われています。

ざっくりとした編み感で全体的に粗さが目立ちますが
時を経て、とろりとした色合いはちょっぴり高級感も漂わせています。

伝統的なナンタケットバスケットとは異なりますが、
３０年もの歴史を経ることで素敵な
アンティークバスケットになってきたようです。

こちらでも、あまりバスケットを知らないところでは
ナンタケットバスケットとして高値で販売されているようです。

館長からのインタビュー大会、
Alan+Etsukoで無事終了です。

詰まる質問も幾つかありましたが
正直な気持ちを大切に返答させていただきました。

とても楽しかったです。
アランも自分でも気がつかなかった「事」に
対峙する事が出来たと。
私も気づかなかった自分と出会う事ができました。

インタビュー会には、飯野晴子母娘に来ていただきました。
遠くから、日本からこの会を目指して来ていただけるとは
本当に嬉しいですね。

ニューヨークでもライトシップに出会い、
ナンタケットでもライトシップに出会い、
そしてボストンでも。あれ？　いくつもあるのかしら、、と
思うほどライトシップとの出会い。

今回は我がスタッフ”アケミさま”がライトシップ＠boston乗りに挑戦！
私は、海を挟んだボストンの高層ビル、
テレビドラマの”Suite”も負けないようなローファームの一室から
眺めるという、ちょっとビップな感じで眺めるライトシップです。

ライトシップの中は思ったよりも古くなく、整備されていたそうです。
8月7日はライトシップデイ。船の前でお祭りが繰り広げられるそうです。
来年は行ってみましょう。
どんな風にこの船の中で
紡がれたのか。ーーーーバスケット。

賛成！

２週間ごとに通っているナンタケットです。
さて！
ビックニュースが飛び込んできました。

美術館の館長、メリーアンが今年一杯で引退宣言！
写真、左がメリーアン。
お料理上手で冷静沈着な彼女。
落ち着いた雰囲気に幾度となく助けられました。
その彼女、もうゆっくり仕事をしたい、と
理事への移行です。
ちょっとホッとしました。これからも美術館には
関わっていくということです。

わかります。年齢を重ねるともうホッとしたくなる気持ち。

そして新しい館長の誕生です。来年1月からは
私の右側のメリーが館長となります。
若くて、パワーいっぱいのメリー、
新しい風が吹いてきそうです。

世代交代、うまくつなげていかなければいけない。
　　　　　　　　　　　　　　　　〜〜〜未来です。

Nantucket のピアにある小さな
アンティークショップ、
名前がかなりいけてます。「Nantiquet」
海のテーマのアンティークショップです。
ナンタケットに行かれたら是非覗いてみてくださいね。

もう一軒、逃してならないアンティークショップ,
「Antique Depot」
ここのオーナーのジャックとは２０年来の友人です。
なんと納豆好き。
ナンタケットを訪れるたびに納豆を持って行っていたのですが、
そういえば最近持って行ってないことに今気がつきました。

このアンティークショップは、ナンタケットバスケットの
アンティークの宝庫。　ここ以上にアンティークバスケットを扱っている
ところはないのです。私が喉から手が出そうになる程欲しい、
Movie Dickのアンティークの本も
ここの奥のテーブルの上に今も
きっとあるはず。

明日、ちょっぴり会いに行ってみようと思います。

明日は、美術館で風呂敷のワークショップが開かれます。
講師は、グレイミストスタッフ、メリッサです。
とっても楽しみです。

バスケット美術館では次の世代への育成に
ユースクラスを開催しています。
今回のクラスは、バングル！

ユースだけになんて許せない。私も欲しい！
という方もいるのでは？
カラフルなユース用のバングルも
可愛いですね。
作りたくなります。

きっと今頃は、スタッフのアケミさまは、アケミルーティンに沿って、
マイケルの愛犬ミリーの散歩をしていることでしょう。

アケミさまの犬のお散歩は名付けて
“Nantucket Sleigh Ride”

何？　
Sleighはソリのこと。
ナンタケットソリ？

これは実は「捕鯨用語」です。
捕鯨の第一歩はクジラに、船と縄で繋がった銛を打ち込むところから始まります。
クジラはもちろん逃げます。でも縄は船に繋がったままなので
船はまるでソリのように走り始めます。
それを
“Nantucket Sleigh Ride”　と言います。

はい、愛犬はクジラの如し。

体を斜めに後ろに重心を置いて、引かれていくアケミさま。
まさに、”Nantucket Sleigh Ride”

Nantique(アンティークショップ）や、Anntucket
皆愛してやまないNantucketですね。

今日は小雨のボストンでした。
春のガーデニングが忙しい時期に日本にいたツケが
回ってきています。

前庭は苔庭にしているのですがそこに
アイリッシュモスを一株入れたのが
元凶の元でした。
日本から戻ってみると、大切な緑の苔の上に
びっしりとアイリッシュモスがカバー。

１週間考えた末、すべてとり除くことに。
アイリッシュモスの緑も綺麗な緑。
いっそのこと、すべてアイリッシュモスにしてしまおうかとも
考えましたが、いやいや初志貫徹。

でも取り除くのに、一つ一つつまんで、引き抜き、根を完全に
取り除かなければなりません。

雨の中、６時間。
負けないぞ、一つも見逃さぬぞ、と闘志。

あれ、何かに似てる。

カゴメ、籠女です。