昨年のことになりますが、Cape Cod Maritime Museum主催のZOOMレクチャー『The History, Mysteries and Myths of Nantucket Lightship Baskets』の中でナンタケット島のアンティークバスケットショップ「Antiques Depot」のオーナーであり、アンティークバスケットの権威でもあるJack Fritsch氏が当協会代表・八代江津子について言及する場面がありました。

Very strong part of the future is Japan. A Woman in Cambridge, MA, Etsuko Yashiro  took classes from Alan quite number years ago and has formed a society of Nantucket Basket makers. She teaches classes in Cambridge and in Tokyo. Last time I spoke to her I believe there is about 2000 members of her society that are devoted to Nantucket baskets. And the basket they make is unbelievable. It is so precise so perfect. They are carrying this art forward brilliantly more so than we are locally. So it is continuing and it has gone global.

『これからのナンタケットバスケットの未来を考えると、日本は欠かせないでしょう。何年も前にアランからレッスンを受けたマサチューセッツ州ケンブリッジの八代江津子がナンタケットバスケットの協会を作りました。彼女はケンブリッジと東京で教室を開いています。この前彼女と話した時、ナンタケットバスケット制作に取り組んでいる彼女の協会の会員は2000人くらいいると聞きました。彼らが作るバスケットは信じられないほど素晴らしく、とても精密で完璧なんです。私たちが地元・ナンタケット島でやっている以上に彼らはこの芸術を見事に継承しています。だからこのナンタケットバスケットという伝統美術は続いており、世界的なものになってきていると思います。』

先日のWhaling Museumでの講演もそうですが、八代の今までの活動が島に認知され、ナンタケットバスケットの明るい未来の一部として認識されていることを協会としても大変嬉しく思います。

Jack Fritsch氏が講演中に八代について言及した部分はこちらからお聞きいただけます。

https://youtube.com/clip/UgkxBKbjWlUJDTI9Gnp5s8Am_hKt7BWrejBD